【ブラック企業の見分け方は?】 就活中に最低限確認しておきたい7つのポイント

【ブラック企業の見分け方は?】 就活中に最低限確認しておきたい7つのポイント

【ブラック企業の見分け方は?】 就活中に最低限確認しておきたい7つのポイント

「ブラック企業には入社したくない」
「どうやったらブラック企業ってわかるんだろう」

就職先がブラック企業だったら嫌ですよね。

ブラックはイヤ!

この記事では、就職活動をしている方向けにブラック企業の見分け方について
調査した結果をまとめてみました。

 

そもそもブラック企業とは?

注意:すぐに見分け方を知りたい方はこの章読み飛ばしてください!

そもそもブラック企業ってどんな会社なのでしょうか。

ブラック企業の定義は今のところはっきり定められていないようですが、
厚生労働省によると以下3点が特徴であるとしています。

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

<参考>https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/qa/roudousya/zenpan/q4.html

どれか一つでもあてはまるとブラック企業と言えそうですね。
もう少し具体的に見ていきましょう。

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す

時間外労働の上限は決まっています。
厚生労働省が公開しているポイントとしては大きく以下です。

1.時間外労働(休日労働は含まず)の上限は、臨時的な特別の事情がなければ、
原則として月45時間・年360時間。

2.臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、以下を満たす必要がある。
・時間外労働 ・・・年720時間以内
・時間外労働+休日労働 ・・・月100時間未満、2~6か月平均80時間以内
3.原則である月45時間を超えることができるのは、年6か月まで
4.法違反の有無は「所定外労働時間」ではなく、「法定外労働時間」の超過時間で判断る。

<参考>https://www.mhlw.go.jp/hatarakikata/pdf/000463185.pdf

上記のポイントを基準に考えてどうか、ということです。

② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い

賃金不払残業は、長時間労働をした対価を正当に支払わないということで、
サービス残業ということです。

また、パワーハラスメントとは、職場内の人間関係において発生する
いじめや嫌がらせのことです。

上司が部下に対して行うものや、高い職能をもつ者がそうでない者に対して行うものなどがあり、略してパワハラと言われます。

また最近ではパワハラの他、セクハラやモラハラ、アルハラなども注目されており、会社によってはどのハラスメントでも厳格に処分されるケースが増えています。

ブラック企業の見分け方

ブラック企業の見分け方

間違ってもブラック企業には入社しないで!

就職活動をしているときに最低でも確認すべきポイントをまとめました。

過労死やハラスメントの問題が過去になかったか

「電通」が有名ですね。
マスコミによる報道をチェックしておきましょう。ググったらすぐに出てきます。

過去に過労死やハラスメントの問題が報道された会社であれば、
ブラック企業である可能性が高いと考えられます。

身近な方がその会社にいれば、その方に率直に聞くのが一番良さそうですが、
自分が入社した会社を客観視できない場合も多いと思われます。

マスコミによる報道を事前にチェックしておきましょう。

新入社員の離職率

新入社員の離職率が高くないかチェックしておきましょう。

過去に問題視された「ワンオペ」に代表されるように、コストカットを目的に
体力のある新入社員を使えるだけ使って、
潰れたら次の新入社員を使うという手口です。

離職率の高さは東洋経済新報社「就職四季報」に記載がありますのでぜひ活用ください。
3年後離職率が30%オーバーだったら要注意です。

<参考>https://str.toyokeizai.net/-/shushoku_all/

性別によって不当に差別してないか

募集・採用要綱を見て、一方の性別を多く採用していないかチェックしておきましょう。

一方の性別のみを採用対象としたり、性別によって異なる条件を設けることは
「雇用機会均等法」によって禁止されているからです。

法律に抵触するような募集をする会社で働いてもいい将来はありません。

募集・採用要綱をチェックしましょう。

会社規模に対して採用人数が異常に多くないか

会社の規模に対して、採用人数が異常に多くないかチェックしておきましょう。

新卒採用人数は全社員数の3%~5%と言われています。

離職率の高さとも関連しますが、新入社員がある一定数辞めていくことを見越して採用している可能性が高いからです。

使えるまで使って、使えなくなったらいつでも辞めてくださいというスタンスが見て取れます。

採用人数が異常に多くないかどうかもチェックポイントです。

頻繁に求人していないか

新聞の折り込みチラシによくある求人誌に頻繁に登場してないかチェックしましょう。

なぜならば、慢性的に人手不足である可能性が高いからです。

最近の働き手不足という側面はあるものの、
慢性的な状態にあるということ自体がブラックである可能性を大きくしてます。

求人誌に頻繁に登場してないかどうか確認しておく必要があります。

社長がワンマンもしくはカリスマでないか

社長がワンマン、もしくはカリスマではないかチェックしておきましょう。

なぜならば、その社長の仕事に対するスタンスが、法に抵触する可能性があるからです。

例えば「ワタミ」でも、過酷な労働条件が原因で女性社員が自殺してしまう
ケースがありました。

社長がワンマンか、もしくはカリスマではないかチェックしておきましょう。

簡単に内定を出してないか

内定を簡単に早く出す会社はブラックである可能性が高いです。

なぜかというと、会社にとって人を採用するということはそれなりの支出を伴うからです。
一般的にサラリーマンの生涯年収は2.5億前後であり、会社からすれば高い買い物ですよね。

あなたも高い買い物をするときは慎重に検討するはずです。

内定を簡単に出す会社は、ブラック企業である可能性が高いと言えます。

入社した会社がブラック企業だった場合

あなたが見分けたつもりでも、

「あれ? ひょっとしてブラック企業だった?」

と思ったら、
会社の言うことが正しいと鵜呑みにしたり、
自分が選んだ会社だからと真面目に過ごすよりも、
早く周囲に相談して健全に頑張っている友人と職場環境を比較してみてください。

決して一人で悩んだり自分を責めたりしてはいけません。
そして、辞めることも含めて柔軟に対応しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
ぜひ7つのポイントを実践してブラック企業に入らないようにしてくださいね。

<関連サイト>

無事に入社できたら以下もチェック!

新社会人が気を付けるべきことは?最低限のポイントは変わりません!【永久保存版】

 

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