「就職活動中だけど、どんな対策すればいいのかな?」
「具体的な対策内容を教えてほしい」
「しっかり対策して就活に臨みたい!」
対策すべきことがあるんだよ
そんなあなたに就活の対策ポイントを調査しましたのでお送りします。
採用スケジュール
3月卒業予定の学生採用の場合、企業はその1年以上前から会社説明会をはじめとした採用活動を始め、10月ごろに内定を出します。
ですのであなたが学生だったら、3月頃から企業の説明会に出席したり、選考に向けた準備をすることになります。
選考方法について
選考方法としては企業や業界によって様々ですが、ほぼ共通しているのが
- 書類選考
- 筆記試験
- 面接試験
の3つです。それぞれ対策するポイントを解説します。
書類選考
企業はほとんどと言っていいほど履歴書とエントリーシートの作成・提出を応募の条件としてます。
これは、あなたの基礎情報としてだけでなく、書類選考の合否判定の材料としても使われます。
書類選考は選考の第一ステージですので、この段階で落ちないようにしっかり対策して作成しましょう。
履歴書
履歴書はできるだけ丁寧に書きましょう。
なぜならば、履歴書は単なる応募用紙ではなく、企業が初めて見るあなたのプロフィールであり、企業に対してあなた自身をアピールすることができる重要な資料だからです。
例えばあなたが企業側の立場だったとしたら、丁寧な字で記載されているものと、走り書きで書かれたものだったら、丁寧な方に好感を持ちますよね。
記載にあたって具体的に留意すべきこととしては以下の通りです。
・鉛筆ではなくボールペンで
・間違ったら新しい用紙を使う
・誤字脱字がないか
・自分が書きうる最も丁寧な字
・記入欄に記載する必要がない場合、「特になし」等を記載
・学歴は略称ではなく正式な名称で
履歴書はできるだけ丁寧に書きましょう。
エントリーシート
エントリーシートは企業が独自に内容を設定しますが、共通して設定されているのは主に
- 自己PR
- 学生時代に打ち込んだこと
- 志望動機
の3点です。それぞれ記載する際の留意点を見ていきましょう。
自己PR
自分が志望する企業が、自分に何を求めているのか意識して記載しましょう。
なぜならば、企業側にとっては自社で活躍できる人材なのかを知りたがっているからです。
例えばあなたが卒論を書くとして、協力してもらえる人を応募できるとしたら、その人にどんな能力を期待しますか?
自己PRは、企業が自分にどんな能力を求めているのかを意識して記載しましょう。
学生時代に打ち込んだこと
自分の価値観が企業の価値観(経理理念や企業風土)と重なるか意識して記載しましょう。
なぜならば、企業側にとっては「どんなことに価値観を見出し、興味を持って、行動する人なのか」を知りたがっており、価値観や性格が企業側の体質とかけ離れていないかを見ているからです。
あまりにもかけ離れている場合、長くは続かないだろうと判断されてしまいます。
例えばあなたは旅行が趣味でアクティブに活動することに価値観を見出し、行動する人だったら、デスクワークが中心となる仕事の会社では長く続かないですよね。
学生時代に打ち込んだことは、自分の価値観が企業の価値観と重なる部分を中心に記載しましょう。
志望動機
企業側は、あなたが本当に自社で働きたいのか見ると共に、志望根拠をしっかりと作る能力があるかも見てます。
なぜならば、自社もしくは自社が属する業界をしっかりと研究しないと、根拠だった動機が書けないからです。
社会人経験がないという同じ土俵の中で選考されますので、ここをしっかり根拠だって書けると大きなポイントになります。
志望動機は、志望する企業とその企業が属する業界をしっかり研究し、根拠を明確にして記載しましょう。
筆記試験
筆記試験では、基本的な学力や一般常識が身についているかを判断します。
企業により課される試験内容は違いますが、大きく以下4種類の筆記試験に分類できます。
- 教科・科目型
- 一般常識
- 適性検査
- 作文
1の対策としては、これまで学校で学んだことをどこまで復習できるかになります。
2~4に関して順に対策を見ていきましょう。
一般常識
社会人としての最低限の学力、知識が備わっているかを判断されます。
広範囲に出題される傾向があるため、「広く浅く」を意識した対策が重要です。
具体的な対策としては市販の問題集の活用をお勧めします。
なぜかというと、時事ネタや企業が出す出題傾向を踏まえた問題集となっており、最も効率が良いからです。
時間があれば問題集に関連する情報をスマホで調べると網羅性がでます。
一般常識は市販の問題集で効率よく対策しましょう。
適性検査
適性検査として広く使われているのが「SPI3」で、知的能力と性格の2つの領域が分かるようになっています。
多くの企業で利用されているため、性格検査については不要ですが、知的能力の分野について対策が必要です。
対策については過去問を多くこなすことにつきます。
なぜかというと、設問内容自体はそれほど難しくないため、過去問をこなして傾向をつかむことが最も効率が良いからです。
また、SPI3は制限時間が短いという特徴もあるため、解くのにどれ位時間を要したか計っておくのも対策につながります。
<参考>https://www.spi.recruit.co.jp/service/product/spi3_u.html
適性検査の対策としては、過去問を多くこなしましょう。
作文
作文が課された場合の対策としては、大きく2つです。
1つは、文章の質を上げる対策で、表現の仕方や言葉をインプットすることです。
なぜならば、企業が作文を課すということは、その人の人柄や考え方、知性、姿勢や基本的な国語力を判断しようとしているからです。
例えば、あなたが部活動経験者で、部活動が好きであることを表現する際、「非常に好きでした」「なくてはならない活動でした」「そのものが学生生活でした」「僕にとっては恋人でした」など、表現の仕方はいくらでもあり、表現の仕方で受け取り方が大きく変わりますよね?
もう1つは自分なりの型を持つことです。起承転結やPREP法など、文章の構成に使える型がありますので、自分にあった型がどれか検討して、その型を使って作文の練習をしてみてください。
実際に作文してみることで、どんな課題がきても安心して作文に臨めます。
文書の質を上げ、自分の型で作文する準備をすることが対策といえます。
面接試験
書類選考や筆記試験では見えない人物面の情報を見極めます。
人と人で成り立つ試験ですので、一次、二次など複数回あるケースが多いです。
面接は
- 個人面接
- 集団面接
- グループ討論
の3つが多く、それぞれの対策ポイントを見ていきましょう。
個人面接
1名に対して単独または複数の面接官がいるケースです。
このケースでの対策は2つあります。
1つは、自分の実力をフルに発揮できるように「慣れること」です。
慣れるためには同じようなシチュエーションを何度も経験するのが一番の近道です。
また、個人面接を乗り切るためのもう1つの対策は、以下の項目を自分で調べ追及することです。
- 業界や企業の特徴
- どんな仕事がしたいのか
- 志望動機
- 将来の夢、理想
上記4点を調べ追及することで自分自身の考え方が板につき、自信を持って面接に臨めますし、何よりも面接官からの質問にも一貫性のある明瞭が回答ができます。
個人面接の対策のため、場数を踏んで慣れ自分の実力を100%出せるようにすることと、業界や企業の特徴、どんな仕事がしたいか、志望動機、将来の夢や理想を調べ追及しておきましょう。
集団面接
複数の学生に対して単独または複数の面接官がいるケースです。
このケースでの対策は2つあります。
1つは、他者の回答や発言を意識しないことです。
意識すると自分のペースを乱され、実力を発揮できないからです。
もう1つは「自己PR」「学生時代に打ち込んだこと」「志望動機」の回答をしっかり準備することです。
なぜかというと、このケースでの質問は限定されやすいため、企業側が最も聞きたい質問に集約されがちだからです。
集団面接の対策として、他者の発言は意識せず、「自己PR」「学生時代に打ち込んだこと」「志望動機」の回答をしっかり準備しておきましょう。
グループ討論
特定のテーマが設定され、複数のチームでそのテーマに対して議論し、その過程を面接官が評価するケースです。
このケースでの対策は1つで、チームとして仕事ができる人材であるか見られていることを意識しましょう。
企業活動は1人の意見で成り立つことはほぼありません。
自分の意見を無理に通そうとしたり、変に仕切ったりせず、協調性を意識して臨むことが対策と言えます。
まとめ
今回は大きく「書類選考」「筆記試験」「面接試験」に分けてそれぞれの対策を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
すぐに実践できることが多いと思いますので、ぜひお試しください。
ブラック企業に気を付けて!
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